こんにちは。オーナーの小田嶋 舞です。アンティークきものが好きで好きで、アパレルメーカー勤務10年から決意して転職。毎日、アンティークきものを着る生活に転向し、様々な着物に関わる仕事で勉強。平成17年にやっと自分のお店を下北沢に構える事ができました。

アンティークきものの虜になったひとつにその人だけに似合う着物があるという事があります。自分には似合わないし変な柄・・・なんて思う着物でも違う方が着ると同じ着物とは思えない見た目に変わり驚くことも多いですよね。反対に友達には似合わない色が自分にだけはすごく似合ったり・・・。帯と着物の組み合わせも着物の上に帯をのせた途端ぱっとお互いがよく見え引き立てあう組み合わせもあれば、どちらもお互いの魅力が半減してしまう組み合わせもあったり。よく着物と帯の時代を合わせないといけないと言う方がいらっしゃいますが、私はそうは思いません。そりゃあ時代があっていれば組み合わせたときにしっくりときますが、それだけには頼らず、現代の着物(例えば江戸の町なみ柄のちりめん)に大正の帯(博多織の昼夜帯)などを合わせても粋な着こなしで楽しいとおもいます。

私は会社員時代に同じコーデネートをしないと心に決めて1年中さまざまなスタイルで通勤し、親に「頭がおかしいと思われるからたまには同じ洋服を着ていきなさい」と言われたことがありますが、この着物にはこの帯と決めつけず、頭をひねって組み合わせを考えてみるのも楽しいものです。組み合わせに大事なのはテイストがあっているかという事であって、格も大事ではあるけれど、時代というのはさほど重要視していないのが私の考え方です。着物は決まりごとやマナーが沢山あります。マナーを知らないで崩してしまうのと、知ったうえで破るマナーとの間には大きな差があります。あたらしいこの時代にあった着こなしとアンティークきものの楽しみを皆様と一緒に考えて行けたら・・・・と常日頃思っております。よそで買ったお着物を持って来ていただいてコーデネートの相談だけでも承ります。お探しの物も一生懸命見つけてまいります。とにかく皆さんと着物のお話をするのが楽しくてしょうがない着物ばかのわたくしではありますが、どうぞ新米の「着縁」と私を、気楽な友人の一人に加えて頂けたらとても嬉しく思います。